FXのpips(ピップス)とは?MT4に表示される見方と計算方法まとめ
ねこさん
- pipsってなに?
- ユーロドルだとpipsの見方が難しい…
みのう
- pipsの特徴と役割 FXのpips(ピップス)とは
- 「ドル円で40pipsの利確」は何円のことか
- いくら儲かったかよりも、pipsの方が重要
pipsを簡単解説!特徴と見方をマスター
pips(ピップス)とは、全通貨ペアの共有単位(数値)のことで、値動きを確認するために使います。
ドル円のpipsの見方
-
ドル円の場合
実際の取引ツールには以下のように表示され、「108.4 7 7 」なら小数点第2位の「 7 」をpipsの基準値としてみます。
みのう
例えば、「108.47 7 」から「108.57 7 」なら「10pips」動いたことになります。
ユーロドルのpipsの見方
-
ユーロドルの場合
実際の取引ツールには以下のように表示され、「1.081 6 3 」なら小数点第2位の「 6 」をpipsの基準値としてみます。
みのう
そんなときは、「クロス円通貨は小数点第2位が基準値で、ドルストレート通貨は小数点第4位が基準値」と理解して頂ければ大丈夫です!
pipsの使い方!実際に収益計算してみよう
この章を読めば、 pipsは基本的に収益報告に使われることが多いこと をご理解いただけるはずです!
【pipsを計算する!】FXにおける損益計算の方法とlot数の関係
ぶた博士
スプレッドがわからないと知らないうちに損をする!?取引する前に必ず確認しよう! これからFXを始めようとしている人へ。 FXのpips(ピップス)とは まだ、知っておくべきことがあります。これも必ず覚えておいて欲しいです! スプレッドってなに?国内FXと海外FXとで違うの?FX…
pips(ピップス)とは?
初心者さん
ぶた博士
為替レートが変動するときの最小単位のこと。世界にはいろんな通貨があるため、通貨が違っても共通して測れる単位が考えられた。
1pipsは通貨の1%です。日本円にすると0.01円 に当たります。
pipsはpipの複数形で「percentage in point」(100分の1ポイント)または「price interest point」(価格の関心点)が略称であると言われています。
FXの損益計算をpipsでしなけらばいけない理由
自分がどのくらいの値幅をとれたのか、または損したのかは、 必ずpipsで計算するようにしましょう。
なぜかというと、1lot=1万通貨の口座の場合、同じ50pipsとっただけでも資金のある人は1lotで取引して5万円稼げるし、資金の少ない人は0.1lotで取引するため5000円しか稼げないからです。
稼いだ額ではなく、何pipsとったのか計算しなければ自分がスキルアップしているのかわかりません。
pipsの計算方法
クロス円、ドルストレートでpipsの計算方法はちがう
はじめに、どの通貨を基準にするかで、1pipsの値幅は違ってきます。( クロス円 か ドルストレート かで、1pipsの値幅が変わります。)
ドル円(クロス円)は
0.01円=1銭=1pips(小数点第2位)
ユーロドル(ドルストレートの通貨)は
0.0001ドル=0.01セント=1pips(小数点第4位)
初心者さん
ぶた博士
ぶた博士
初心者さん
初心者さん
FXのpips計算と損益計算方法(ドル円編)-1pipsはいくらなの?意味は?
タロログのPRライター みぎたさん
なので、ユーロドルとドル円みたいに、通貨が違っていても共通で測れる単位が考え出されました。それが pips(ピップス) です。
pips計算方法=決済したレート-入ったレート(引き算)
一番下から履歴を追っていくと
<1回目>
101.053 L(=買い。ロングの意味)⇒101.057決済
<2回目>
101.07 S(=売り。ショートの意味)⇒101.072決済
<3回目>
101.09 L(=買い。ロングの意味)⇒101.098決済
損益金額の計算は、pipsに枚数を掛ける!
1回目のトレードは、
1万通貨でやってるから、
0.4pips×1(万通貨)×100
=40円
2回目のトレードは、
10万通貨でやってるから、
-0.2pips×10(万通貨)×100
=-200円
3回目のトレードは、
10万通貨でやってるから、
0.8pips×10(万通貨)×100
=800円
簡単な覚え方のポイント
円絡みの通貨の場合(ドル円、豪ドル円、ユーロ円等、円がつくもの)は、
『pipsを100倍すると、1万通貨の損益』と覚えてください。
1万通貨あたりの損益金額
=pips×100倍
pipsと損益計算(1pips動くといくら儲かるの?)
0.05円 5pips | 0.1円 10pips | 0.5円 50pips | 1円 100pips | |
0.1万 通貨 | 50円 | 100円 | 500円 | 0.1万円 |
1万 通貨 | 500円 | 0.1万円 | 0.5万円 | 1万円 |
10万 通貨 | 0.5万円 | 1万円 | 5万円 | FXのpips(ピップス)とは10万円 |
100万 通貨 | 5万円 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
トレード経験者ならわかると思いますが、 5pipsなんて、あっという間に動きます。 2016年9月のドル円相場の1日の動く幅は、だいたい50-100pipsでした。5pipsなんて、1日の動き全体の1/5~1/10くらいです。
FXのpips(ピップス)とは
最後の100万通貨なんて、5万円ですよ!日本銀行発行の福沢諭吉の上半身のプロマイドが5枚分ですよっ!
枚数を増やすときは、この金額が目の前で上下するのを、覚悟しろということです。
応用:pipsと損益計算がわかったら、資金管理を学ぼう
pipsと損益計算がわかったら、次のステップでは、「どのくらいの資金量で、どれくらいの通貨数の取引をしていいか?」を学びましょう。これをリスク管理・資金管理といいます。
仮に、1万円の資金で1000通貨入ったとすると、
5pipsで50円動きます。
50pipsで500円動きます。
100pipsで1000円動きます。
大したことあるからね!!
m9( ゚Д゚) ドーン!
1000円という金額だけで、そう思ったらダメなんです。全資金に対する比率で考えます。全資金に対して10%のマイナスです。
元の資金に戻すのに、手元に残った資金に対して+11%の利益を出さないといけません。 損切りした後に、資金を元に戻すには、損した以上の利回りが必要になる んです。
さくっと結論だけ書いとくと、 損切幅(1回の損切で)が資金の1%以内 におさまるように、私は調整しています。
FXの単位pips(ピップス)について解説|基本の考えから計算方法、便利な計算ツールも紹介
海外FXの基礎知識
pipsとは
pipsとは「Percentage in point」の略で、たくさんの通貨ペアがあるFXにおいて、価格の変動幅を示す共通の単位です。読み方は一般的には「ピップス」ですが、「ピップ、ピプ、ピピ」など、人によって様々ですね。
そこで覚えておきたいのが、1pipsは「 その通貨の最小単位の100分の1 」であるということ。例えば円の場合は最小単位が1円ですので、その100分の1、つまり0.01円=1銭ということになります。米ドルの場合は最小単位が1ドルではなく1セントですので、1pips=0.01セント=0.0001ドルというわけですね。
なぜpipsを使うのか
FXで最も大事なことは、何と言っても「何円の損益があったか」と言うこと。しかし金額での損益は取引数量に大きく影響されます。 1万通貨でトレードしている人と、100万通貨でトレードしている人では、同じトレードをしていても100倍の損益の差が生まれますね 。さらに、通貨ペアによっても1pipsあたりの価格は異なります。
トレードで利益を出すことや上達のためには、技術的な検証が必要です。その際の成績の判断には、諸条件で見え方が異なる実際の金額による成績より、 単純に値幅だけを表すpipsという客観的な成績 を計測した方が、わかりやすくフェアだと言えますね。実際に自動売買ソフトであるEAの成績なども、金額ではなく獲得pipsで宣伝されることがほとんどです。
pipsの見方
- ドル円で、109.235から109.125へレートが下落しました。何pipsの下落ですか?
- ユーロドルで、1.08103から1.09126へレートが上昇しました。何pipsの上昇ですか?
円絡みの通貨ペアの場合
ドル円 | 108.677 |
ユーロ円 | 120.671 |
ポンド円 | 143.035 |
オージードル円 | 74.339 |
主要なものを挙げてみましたが、全ての通貨ペアの小数点以下が3桁で表示されていますね。円の場合は「1銭=1pips」なので、 小数点第2位がpipsの1桁目 です。したがってクロス円の場合は、「100.000から100.010への変動で、+1pipsの変動」と言うpipsの見方になります。
円を含まない通貨ペアの場合
ユーロドル | 1.11031 |
ポンドドル | 1.31551 |
ドルスイスフラン | 0.98791 |
ユーロポンド | 0.84386 |
主要なものを挙げてみましたが、全ての通貨ペアの小数点以下が5桁で表示されていますね。ドルやユーロに代表される円を含まない通貨ペアの場合は、1pips=0.0001ドル(ユーロ)となり、レートの 小数点第4位がpipsの1桁目 です。したがって小数点以下が5桁の通貨ペアの場合は、「1.00000から1.00010への変動で、+1pipsの変動」と言うpipsの見方になります。
小数点以下の最後の桁が1pipsとは限らない
しかし現在は、クロス円は小数点3桁、ドルストレートなどは小数点5桁表示が主流となっており、 小数点の最後の桁の変動分が1pipsではありません 。さらに最近では、クロス円でも小数点4桁表示を採用しているFX業者もあります。レートの桁数は今後さらに変化することもありますので、小数点いくらかで覚えておくようにしましょう。
MT4における「pips」と「point」の違い
それに対してpointは、 レートの小数点以下の最終桁 になります。つまり小数点以下を2桁(4桁)で表示しているFX業者と、3桁(5桁)で表示しているFX業者では、同じ1pointでもその額は変動するというわけですね。
pipsの使い方
pipsと取引通貨量から損益を計算する
取引通貨量 | 1pipsあたりの損益(円) |
1,000通貨(0.01ロット) | 10円 |
1万通貨(0.1ロット) | 100円 |
10万通貨(1ロット) | 1000円 |
このように、取引する通貨量が大きくなれば、1pipsあたりの損益も変わります。例えば 同じ30pipsを獲得しても、1万通貨でトレードしている場合と、5万通貨でトレードしている場合では、利益額は異なる と言うことですね。
1pipsあたりの損益は通貨ペアによって異なる
通貨ペア | 決済通貨 | 1万通貨での1pipsあたりの損益(円) |
EUR/USD | USD(米ドル) | 108.56 |
EUR/GBP | GBP(英ポンド) | 142.73 |
AUD/NZD | NZD(ニュージーランドドル) | 71.17 |
海外FX各社のpips計算ページの活用
XMのpips計算ページ
通貨ペア | pipsを計算する対象の通貨ペアを、プルダウンメニューまたは入力して選択します。 |
口座の基本通貨 | 多くの場合はJPYだと思いますが、ご利用の口座の通貨を選択します。 |
口座タイプ | 口座タイプを、マイクロ、スタンダード、XM Zeroから選択します。口座タイプによって、1ロットの取引通貨量が異なり、マイクロ口座は「1ロット=1,000通貨」、スタンダード口座とXM Zero口座は「1ロット=10万通貨」です。 |
ロット数量 | ロット数を入力します。例えば口座タイプで「スタンダード」を選択し、1万通貨でのpips計算をしたい場合は、ロット数は「0.1」となります。 |
現在の変換価格 | 選択した通貨ペアの現在のレートが入ります。基本的には入力不要です。 |
項目の入力が終われば、「計算する」をクリックしましょう。計算結果は下の「ピップ値 (口座の基本通貨)」と「ピップ値 (変換された通貨)」に表示されます。
FXの手数料は何をする時にかかる?実際の取引で重要になるスプレッドについても解説!
SBI FXトレード
FXのスプレッドは取引コストで実質は手数料?
FXのスプレッドとは?
銭とpipsの違い
銭は日本円と外国通貨の取引のみで使う単位で、pips(percentage in FXのpips(ピップス)とは points)は日本円と外国通過のみならず、外国通貨同士の取引も含む単位という違いがあります。
手数料とスプレッドの面でおすすめのFX会社
SBI FXトレード
外為どっとコム
DMM FX
スプレッド(原則固定・例外あり) | 米ドル/円 0.2銭 ユーロ/円 0.5銭 ポンド/円 1.0銭 豪ドル/円 FXのpips(ピップス)とは 0.7銭 NZドル/円 1.2銭 カナダドル/円 1.7銭 スイスフラン/円 1.8銭 南アフリカランド/円1.0銭 |
各種手数料 | 無料 |
最低取引単位 | 10,000通貨 |
FX会社のスプレッド比較
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | カナダドル/円 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI FXトレード 1~1,000の場合 (原則固定・例外あり) | 0.0~0.1銭 | 0.3銭 | 0.69銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 1.4銭 |
SBI FXトレード 1,001~1,000,000の場合 | 0.1~7.8銭 | 0.49~15.8銭 | 0.99~18.8銭 | 0.69~12.8銭 | 1.19~19.8銭 | 1.69~18.8銭 |
外為どっとコム (原則固定・例外あり) | 0.2銭 | 0.5銭 (0.4銭) | 1.0銭 (0.6銭) | 0.7銭 (0.4銭) | 1.2銭 (1.0銭) | 1.7銭 |
GMOクリック証券 (原則固定・例外あり) | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.FXのpips(ピップス)とは 0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.7銭 |
DMM FX (原則固定・例外あり) | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.7銭 |
松井証券 FX (原則固定・例外あり) | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.1銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.7銭 |
FXのスプレッドは朝だと例外が適用される?
- 震災等の天変地異や金融・経済に関わる重大な事件を原因とする市場の急変動
- 国内内外の休日や平日早朝、年末年始・クリスマスといった市場が流動しない時間・時期
- 重要指標を発表する時間帯
FXの手数料とスプレッドはFX会社選びの判断基準になる
- FXでは口座開設・入出金・取引において手数料が発生する可能性がある
- 最近のFX会社は上記の3つを含めて各種手数料を無料にすることも多い
- FXのスプレッドは通貨ペアの取引コストにあたるもので、実質的な手数料と言える
- 日本円と外国通貨の通貨ペアであればスプレッド単位は「銭」を使うことが多いが、日本円と外国通過のペアのみならず、外国通貨同士も含むスプレッド単位、「pips」で表記されることもある
- FX会社のスプレッドは原則固定(例外あり)や注文数量によるものがある
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