簡潔に「ダウ理論」の要点を押さえる
元々の「ダウ理論」の定義する周期では、FXでデイトレードを行うことはできませんが、イメージとして、 長期足の一波の中に中期足の上昇下降トレンドがあり、またその中に短期足の上下の波が発生している、 ということです。
⓷トレンドは3段階からなる
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先行期 /市場価格が下落した底値。安く買いを入れようとしている投資家が底値買いを狙うも、どちらともつかない動きをしている。いわゆるレンジ状態。
追随期 /レンジ上値を抜いたことにより、追随者が買いを入れ始め、上昇トレンドを形成。
相場格言「頭と尻尾はくれてやれ」とは、「先行期」と「利食い期」の難しさから出来た言葉です。
⓸平均は相互に確認されなければならない
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福数の平均的指標に同じシグナルが見られない場合、トレンドの判断はしてはいけないと考える が、同時期でなくとも、直近にシグナルが発生していればOK。
そのシグナルが近ければ近いほど良い。
例えば、株式市場においては、保有する企業の株式チャートと原油価格平均チャート等、相互関係のある相場を複数参照してトレンドの確定をするということですが、FXのデイトレードやスキャルピングを行う上では、そこまで重要な考え方ではないとします。
⓹トレンドは出来高でも確認されなければならない
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市場の終値の変動を重視し、同様にトレンド発生の確認手段として出来高の推移も重視する。 ダウ理論とは
平日24時間取引可能な、世界規模の為替市場ですので、特にメジャー通貨ペアであるなら、この考えもさほど重要ではないとします。
⓺トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
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明確な転換のシグナルが発生するまでは、トレンドは継続しつづける。
要約しますと、 高値安値の更新幅が狭くなってきて、さらには更新しなくなり、高安の更新の逆転が明確に目に見えるまで、 ということです。
ダウ理論を実際の相場に当てはめる
ローソク足だけでは判断し辛い場合、「ZigZag」というインジケータを使用すると、波を捉えやすくなります。
それでは、実際のチャートに「ダウ理論」を当てはめてみましょう。
※画像をクリックすると拡大できます
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1・安値スタート
2・高値を更新
3・押し安値、1 の安値より上に
4・2 の高値を上抜け
5・押しが浅くなった
6・上昇に勢いがついた「上昇トレンド認定」 ダウ理論とは
7・安値も4 の高値の上になった 押し安値ロング
8・6 と同値で止められる
9・安値切り上げ
10・上昇トレンドの終着点
11・上昇の切り上げポイントを無視して一気に下落したことにより、上昇トレンド終了を認識
ダウ理論だけでトレードをすると逃げ遅れたり、トレンドに乗り損ねてしまうのは、このような動きがよくあるからです。
12・前の上昇の本格的な動きの切っ掛け5 の価格で止められる
13・戻りは小さいが、着実に高値と安値を利下げる 下降トレンド認定
14・下降トレンドの週宅…
15・再び、高値と安値を切り上げていくフェーズに突入 下降トレンド終了を認識
16・レンジの上値抵抗抜けを確認 押し安値ロング 上昇トレンド認定
17・同値で2回止められる 上昇トレンド終着点
18・安値高値の更新が逆転したことを確認 下降トレンド認定
19・戻り高値ショート
他の指標を組み合わせて判断しないと、もっと有利な位置からのエントリーは難しい。
ダウ理論でのトレンドの終着点は、それぞれが完全に転換したことを確認した段階でしか、そこがトレンドの終着点(最高安値)であったと判断できません。
事後決定です。
要するに、後追いで認識することになりますので、リアルタイムでは「波の更新幅が狭くなってきたので警戒する」以外に方法はなく、しかし実際の相場では、更新幅は狭まらずとも、その値に当たっただけで大きく反発してしまうことはよくあります。
ですので、 水平線や、移動平均線を始めとするインジケーターを併用して、複合的に判断しなくてはなりません。
ただし、改めて強調しておきますが、ダウ理論を知っておくことはとても重要です。
一見、ダウ理論が無視される相場
下のチャートのような動きは、ダウ理論の概念から大きく外れたものではありますが、上位足チャートの中では、堅調に高値安値が更新されている波の中である場合があります。
あなたが取引をしているサイズの、「主要トレンド・二次トレンド・小トレンド」が、いったいどの時間足に当たるのか? を、しっかりと認識して、振り回されないようにしましょう。
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ダウ理論とは?わかりやすいテクニカルの手法とおすすめの勉強法
まずはダウ理論の基本的な考え方について解説していきましょう。
ダウ理論とは何か
チャールズ・ダウは、金融専門誌として現在でも有名な『ウォール・ストリート・ジャーナル』を創刊しています。ちなみに、チャールズ・ダウは、NYダウ平均株価を算出しているダウ・ジョーンズ社の設立社の一人でもあります。
ダウ理論の基本法則とは
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドには3種類ある ダウ理論とは
- 主要トレンドは3段階からなる
- 平均は相互に確認される必要がある
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する
- 先行期(トレンド初期)
- 追随期(トレンド中期)
- 利喰い期(トレンド後期)
その他にも、ダウ理論では平均株価だけで判断するのではなく、出来事でも確認する必要があります。一度発生したトレンドは、明確な転換シグナルが出るまでは継続します。転換シグナルが出るとトレンドが変化する徴候です。
ダウ理論はFXにも有効か?
そのため、FXでも平均がすべての事象を盛り込んでいると言えます。ダウ理論におけるその他の考え方も、すべてFXで適用可能です。
ダウ理論は使えないのか?欠点とは
そのため、ダウ理論だけではもちろん投資に勝つことはできません。特に、ダウ理論はトレンドが変化する転換点のシグナルが出るのが遅いのが欠点です。そのため、この欠点を十分に理解した上でダウ理論を活用する必要があります。
ダウ理論の関連用語とは
以下では、ダウ理論の関連用語についてわかりやすく解説していきましょう。
ダウ理論の関連用語①「エントリーポイント」
エントリーポイントとは投資するタイミング(時点)を示す言葉です。チャートは常に動き続けていますが、エントリーのタイミングというのは決まっています。つまり、投資のタイミングをエントリーポイントといいます。
ダウ理論の関連用語②「ローソク足」
ローソク足には、その日の4本値を示す日足、1週間の4本値を示す週足、1ヶ月の4本値を示す月足、1年間の4本値を示す年足などの種類があります。
ダウ理論の関連用語③「バイナリーオプション」
バイナリーオプションとは、為替金融商品の一種で、価格が上昇するか下落するかを予測し、その値動きに応じて利益か損失かが決まります。損益の金額については値幅によってきまるのではなく、固定されていることがバイナリーオプションの特徴です。
ダウ理論の使い方とは
次に、ダウ理論を実際に使う場合の注意点について説明していきます。
ダウ理論の使い方:トレンドとは
このトレンドは、互いに独立したトレンドというわけではありません。それぞれのトレンドは互いに関連しており、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として機能しています。
ダウ理論の使い方:エントリーポイントを判断する
特に、トレンドを3段階に分けた際の追随期をエントリーポイントとすると、大きな利益を得ることができます。先行期でエントリーすると投資のタイミングとしては早すぎ、利食い期では投資のタイミングとしては遅すぎます。
ダウ理論の使い方:出来高の役割
そのため、市場参加者がきちんとトレンドを把握して、取引を行っていることが確認されます。
ダウ理論の使い方:トレンドの転換を見分ける
直近の高値・安値を切り上げている相場である上昇トレンド、直近の高値・安値を切り下げている相場である下降トレンドです。この上昇トレンドと下降トレンドがあらわれた場合には、トレンドが転換することが多いため、投資をすることを辞める必要があります。
のんびり目線を決めるためのダウ理論
FXの基礎知識
今日は私の環境認識、つまり 目線の固定 のために利用しているダウ理論の説明をしてみたいと思います。なぜダウ理論を使うのか?それはインジケーターでもなんでもそうですが、 最も多くの人が意識している ためです。
ダウ理論とは
チャールズ・ダウ
ダウ理論とは、19世紀の終わりにチャールズ・ダウが提唱した相場理論です。古典的な理論と思われがちですが、 全てのテクニカル分析の基礎 として現在も多くの投資家に支持されています
ダウ理論の基本法則
こうして法則だけを見てみると、何やらややこしくてよくわかりませんよね~。
この中で私が重要だと思っていることは、一度発生したトレンドは明白な転換シグナルが出るまで継続するということです。
トレンドとは
明白な転換シグナル
図の場合は上昇トレンドで 高値② を ダウ理論とは 高値③ を超えることが出来ないまま 安値② を下回ってしまった場合に明白な転換シグナル発生となります。下降トレンドの転換はこれと全く逆の形になります。
2つの転換シグナル
Failure SwingではCでAを超えられないままBの安値を下回ってしまった場合に 売りシグナル(S) ダウ理論とは が発生します。
Nonfailure Swingでは B を下回る前に一度は C で A を超えています。同じダウ理論でも、 S1 ですでに売りシグナルとみなす人と、 E が C を超えられなかったのを確認してから S2 で初めて売りシグナルとみなす人がいるようです。
Failure Swingは、Nonfailure Swingと比べて遥かに弱い転換パターンではあるものの、シグナル発生の初動を捉えることができるという点では優れています。
実際のチャートで見てみましょう
AUDJPY 一時間足
このチャートではFailure Swingにあたるポイント B を下回ったのでシグナル発生とみなし、 この時点で下目線を意識します。 B の安値を割ったからといってすぐにエントリーせず、一度戻りを待ってからショートするのが理想的な形ですね。
EURJPY 四時間足
今度はNonfailure Swingに当てはまるチャートです。S1とS2で転換シグナル発生とみなして、この時間足では下目線に切り替わったと考えます。
ダウ理論の基本
相場基礎知識
チャート分析の先駆者 チャールズ・ダウ
ダウによる6つの理論
理論1・平均は全ての事象を織り込む
また、市場で取引されている価格は実際の需要があるかどうかは別として、 投資家の心理なども含めてその時の需要と供給の変化が反映したもの で、ファンダメンタルズ(基礎的な要因)は既に過去のものであり、価格はそれらも全て織り込んで変化している。
理論2・トレンドには3種類ある
理論3・主要トレンドは3段階で成り立っている
- 先行期(せんこうき) …ごく少数の投資家が高値や底値で売買する期間
- 追随期(ついずいき) …相場の上昇や下落を見た投資家が売買を始めてトレンドが形成される期間
- 利食期(りぐいき) …先行期に仕込んでいた投資家が利食いを始める期間
理論4・平均は相互に確認できなければならない
「NYダウ」と呼ばれる株価指数は工業株平均のことになりますが、もうひとつ「鉄道株平均」があります。株式取引では「出来高をともなうトレンド」のように明確なトレンドを捉えるには、 複数の信頼のおける平均的な指標で相互にトレンドを確認しなければならない ということ。
理論5・トレンドは出来高でも確認されなければならない
理論6・トレンドは明確な反転シグナルが出るまで継続する
トレンド反転のシグナルには様々なものがありますが、チャートの形や 直前の目立った安値・高値を割り込むかが重要 になってきます。
上昇トレンド継続パターン
直近の目立つ 高値 が更新されて 安値 が更新されない状態が上昇トレンド。これが継続する限り上昇トレンドは継続状態にあると言える。
上昇トレンドからの反転シグナル
直近の 高値 を更新することができず、直近の 安値 を更新したとき上昇トレンドは終わる。
下降トレンド継続パターン
直近の目立つ ダウ理論とは 安値 が更新されて 高値 が更新されない状態が下降トレンド。これが継続する限り下降トレンドは継続状態にあると言える。
下降トレンドからの反転ンシグナル
直近の 安値 を更新することができず、直近の 高値 を更新したとき下降トレンドは終わる。
酒田五法(さかたごほう)
移動平均線の見方と使い方
トレンドと優位性のある売買ポイント
パーフェクトオーダーの見方と使い方
ゴールデンクロスとデッドクロス
テクニカル分析の定義とグランビルの法則
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サイト運営者
とろわ:1982年生まれで東北在住の投資家。20代半ばから不動産投資を始め、FX・株式歴は15年。このブログでは不動産、FX・株式の投資関連、プログラミング知識を共有し、日々生活する中で購入した商品のレビューなどを書いています。
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